スケジュール充電(充電プラン)機能
Jackery ポータブル電源 3000 Newから、指定したスケジュールに沿ってAC充電を実行する機能が追加されました。
詳しく解説します。
●スケジュール充電(充電プラン)の用途・目的
本機能では、アプリ上で指定した曜日・時間のみポータブル電源の充電を実行できます。この機能は、主に以下の条件で使用される方に有効です。
・AC電源での充電をメインに活用する方
・深夜電力プランに代表される「電気代が安い時間と、高い時間が明確に分かれている」電力プランを契約している
具体的には、電気代が安い時間にポータブル電源を充電し、電気代が高い時間には充電をストップする(家電の動作に使う)ことで、計画的・効率的に電気代を削減することが可能です。
●充電スケジュール(充電プラン)の設定方法
充電スケジュール(充電プラン)の設定方法を順に解説します。
まずはアプリの設定画面から「作動モード」をタップしてください。
続いて「充電プラン」にチェックを入れ、「設定へ移動」を押します。次に表示される画面の「追加」を押してください。
「計画策定」の画面が表示されます。以下にしたがって、希望のAC充電スケジュールを設定しましょう。
● 反復:充電を実行する曜日を選択(オレンジ色になった曜日に充電が実行されます)
● 開始時間・終了時間:それぞれ充電を実行する時間帯を選択
今回は例として「金・土曜日」「9:35~12:00」で設定しました。
設定が完了したら「OK」を押してください。これで充電プランの設定は完了です。
設定が正常に完了していれば(スケジュール充電機能がONになっていれば)、ポータブル電源のディスプレイに時計のようなマーク(下記画像をご参照)が表示されます。
実際にAC電源にポータブル電源をつないだ時の動作を見てみましょう。現在時刻は「金曜日の9:34」です。この時点で充電はされていないため、「入力」の値は0となっています。
9:35になった瞬間に、充電が開始されました。
あとは、12:00になると充電が自動でストップします。
その後は、「作動モード」で「充電プラン」のチェックマークを外し、スケジュール充電機能そのものをオフにするまで充電は実行されません。
このように、スケジュールに沿って充電が実行されます。複数の充電プランを設定することも可能です。「電源の充電」タブがオレンジになっているプランのみ実行されます。
また、不要になった充電プランは、左にスワイプすると表示されるゴミ箱マークをタップして削除が可能です。
充電プラン機能を活用して、電気代を上手に削減しましょう。
●スケジュール充電(充電プラン)の補足・注意点
スケジュール充電機能を使ううえで、いくつか補足や注意点がございますので解説します。
注意点①スケジュール充電機能がONでも、タスクの設定がない場合は充電が実行される
「充電プラン」にチェックマークが入っていても、登録された充電プランがすべてオフの状態、あるいは充電プランが登録されていなければ、通常と同じくAC充電が実行されます(ACコンセントに挿した時点から充電開始)。
スケジュール充電機能を活用する際は、登録されたタスクを忘れずONの状態にしましょう。
注意点②設定したスケジュールの時間外でも、バッテリー残量が7%を切ったら10%まで自動的にAC充電を実行する
ポータブル電源の過放電(バッテリーが空の状態で放置した際、無理に放電しようとしてバッテリーに負荷がかかる現象)を抑えるために、スケジュール充電を設定していても、電気残量が7%以下になったら10%まで充電が実行されます。
・残量が7%以下の場合:10%まで自動充電される
・残量が8%以上の場合:充電は再開されない(スケジュールにしたがって充電が実行される)
例えば以下のケースでは、19:00~22:00のスケジュール充電が設定されていますが、バッテリー残量が1%(7%以下)しかないため、ACコンセントに挿した時点(10:41)通常と同様に充電がスタートしました。
そして、残量が10%まで回復したタイミングで、充電がストップしました。
注意点③設定した充電プランが実行完了された後、充電はストップされます。
充電ケーブルを再度ACコンセントに挿入しても充電はされません。スケジュール時間外でもAC充電をしたい場合は、スケジュール充電モードをOFFにする必要があります。
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